おくりびと
雲一つない真っ青な空を見たような
だんだん大きくなりながら沈んでいく夕陽を見たような
キラキラ輝く星達が散りばめられた夜空を見たような
澄んでいて、温かくて、神秘的な映画でした。
『おくりびと』。
日本アカデミー賞を観ている時、次から次へといろんな部門で賞を受賞していたので、どんな作品なのか凄く気になっていて、今日仕事終わりに観に行く予定だったんです。そしたら世界最高峰の映画の祭典、アカデミー賞でも賞を取ってしまうなんて!!しかも日本初の外国語映画賞!素晴らしい!!
最近邦画ブームで日本映画が盛り上がっていますよね。私自身も、以前は断然洋画派だったんですが、最近邦画もよく観るようになりました。ハリウッド映画の魅力を“迫力”という言葉で表現するなら、日本映画は“美しさ”や“繊細さ”が魅力だと思います。その魅力がストレートに伝わってくるのがこの『おくりびと』なんです。
誰もが必ず直面する“死”。それが悲しいものではなく、とっても温かいものとして描かれています。映画の1シーンで、火葬場のおじさんが、「死は門のようなものだ」と言うシーンがあるんです。そこで終わってしまうのではなく、門を通り抜けて次の世界へ行く。だから、「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」と声を掛けるんだと。感動しました。ホントに。
私も大好きなおばあちゃんが数年前に亡くなって、その時はホントに悲しくて悲しくて辛かったです。でもそのおかげで得たものもたくさんあって…おばあちゃんの死がキッカケで10年振りに復活した縁もあるし、お仏壇の前で自然と手を合わせられるようになったし、あれだけ苦痛だったお墓参りに進んで行けるようになりました。どんな死も必ず誰かの人生に影響を与え、それがどんどんループしていくんじゃないかなと思います。
本木雅弘さんの高潔でひたむきな納棺師役、広末涼子さんの透明感と温かみを持った妻役、ホントにピッタリでした。特にもっくんの演技が素晴らしい![]()
笑えるし、泣けるし、感動出来るし…
心にまっすぐ入ってくる映画です。号泣でした![]()
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